林サヨコ創作キルトの世界

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2017年 05月 22日

計画通りに

キルティングを始めて一カ月、ようやく最上部まで来ました。
今回の作品は、かやぶき村の春夏秋冬を表現していて、下部の春から坂を登るように夏・秋・冬、、、と季節が変っていくようにデザインしました。

これほど手の込んだ作品は、今後は縫わない(縫えない)と思う程で、縫っても縫っても終わらないという感じです。
制作期間が1年という作品は、余りにも私の自由時間が無くなるので、本当に今後はなかなか縫わない(縫えない)と思われます。
今まで縫いためたタペストリーの数々は、私の人生の大切な時間をともにした宝だと思います。





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工房は2階の作業部屋が暑くなってきたので、1階の教室部屋でキルティングしています。



キルティングは冬山部分まで登ってきました!
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綿の挟まった作品は、お布団のようで、夏場は大変暑苦しいのですが、気分は美山の冬です♪

キルティングは今月いっぱいで仕上げ、6月は様々な仕上げのアップリケや刺繍を施し(これがまた大変!)、7月総仕上げ完成、8月写真撮影、、、という計画です。

これから夏にかけて、いろいろな新しい計画があり、縫製に加えて、PC事務作業などが多くなり時間との戦いですが、計画通りに、夢の実現に向けて、頑張ります!






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# by sayoko_hayashi | 2017-05-22 09:59 | 制作
2017年 05月 19日

深呼吸

毎朝、薔薇園に行って、散った花びらや枯れ始めた薔薇を摘んで掃除しています。



摘み取る時「綺麗に咲いてくれてありがとうね。」とお礼を言います。

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薔薇を見ながら深呼吸したり、ストレッチしながら、しばらく過ごしています。
薔薇園にテーブルを出してキルティング出来たら素敵だな。。。などと思っています♪
外だし紫外線が怖いですよね(笑)



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朗読の個人レッスンを受けている馬場精子先生から、腹式呼吸の大切さを学び、日々時間を見つけては、呼吸や発声練習をしています。

キルト制作をしていると、じっと黙って数時間も縫い続けているし、運動不足になり、呼吸が浅くなっていたのでした。


鼻から息を深く吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり20秒かけ息を吐き切る。
私は、この20秒がはじめなかなかできず、10秒くらいでした。。
毎日の練習の積み重ねが大切という事で、続けていると、最近では20秒できるようになってきました!!


腹式呼吸を意識していると読み方が変わり、声も変化してきたと、先生がおっしゃって下さり、励みになって練習頑張っています。


私は何時間縫い続けても、肩が凝りませんが、自分では自覚していないだけで、実のところ、呼吸が浅く体が硬くなっているようです。


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薔薇を見ていると、自然と深呼吸したくなります。
薔薇の花達が、大切な事を教えてくれているようです。感謝。

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# by sayoko_hayashi | 2017-05-19 11:37 | 日々の事
2017年 05月 16日

古布使用の注意点

古布を購入する時、そして使う前には、布が弱っていないかをよく確かめて下さい。
縦横に引っ張って、破れないか確認しましょう。


紙のように簡単に裂けてしまう程、弱い場合があります。
そのような布は、いくら裏に接着芯を貼って、丈夫にしたつもりでも、縫っているうちに必ず裂けてきます。
素敵な布で、使いたいと思っても諦めましょう。
木綿の古布は、特に弱っている場合が多いので、注意が必要です。

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着物の状態でしっかりと丈夫に見えても、ほどいて洗ったら、ビリビリと簡単に破けることがあります。

お店の商品は、引っ張って試すことが出来ません。
購入した金額、ほどいて洗う手間と時間全て、無駄になったことが、今まで数え切れないほどあります。
これは、古布を使用する場合は、仕方のない事です。
全て勉強代だと思っています。




注意して丈夫な布を選んだつもりでも、フープを挟んでキルティングしている時に引っ張ったり、こすれたりして、破れてくることもあります。
今制作中の作品も、キルティングをしていたら、板壁部分の布が裂けているのを発見しました。

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その布が使われている周囲をほどき、弱っている布を抜き取り、丈夫な布に入れ替えました。
どこを直したか、分からないですよね?

手間がかかりますが、手縫いで仕上げた作品は、どんな箇所でも、直しが可能です。
直しは可能ですが、破れが見つかった場合はショックなので、布選びは慎重にしましょう。

本当に何から何まで、なんて手間のかかることをしているのかと、自分でもあきれてしまいます(笑)
あきれるほど手間のかかった作品をお楽しみに♪♪








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# by sayoko_hayashi | 2017-05-16 15:32 | 材料の着物
2017年 05月 12日

2017年の薔薇


薔薇が沢山咲き始めました。

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色んな種類の薔薇が咲きます。
それぞれ名前があるのですが、なかなか覚えられません。


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町家キルト工房のどこに、こんなバラ園があるの?と思われる秘密の場所です。


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私が一番好きなのは、↑ ルージュ ピエール ドゥ ロンサール
濃いローズ色と、沢山重なった花びらが本当に美しいです。


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私が育てているわけではなく、綺麗に咲いた花を切って、部屋に飾るだけ(笑)

毎日、薔薇に囲まれた生活が出来る事を、大変感謝しています。









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# by sayoko_hayashi | 2017-05-12 17:27 |
2017年 05月 09日

覚悟と迫力と

緻密に縫い重ねているので、落としキルトが、まだまだ続いています。

緑の多い今回の作品は、このように一部分お見せするだけでも、森の中に居るように感じますよね。
布の重なりを特に多くし、色数も多いので、とても奥行きと深みのある作品になっていると思います。

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インスタグラムで、とても素敵なコメントを頂きました。

「覚悟の伝わる作品に圧倒されました。」

他にも「迫力がある」とも言われたことがあります。

色の重なりや、深いトーンでまとめているので、そのように感じられるのか、または私の思いが伝わる方なのか。。。

妖精の住むような可愛い作品だ、と言われたり、覚悟や迫力があると言われたり、私の作品は、その方の感性や見方によって変わるのですね。
私を良く知っている方と、私と面識はなく作品しか見たことがない方によっても、感じ方が変わるかもしれませんね。

いずれにせよ、作品からいろんな事を感じ取って頂けるという事は嬉しいです。



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今年も薔薇が綺麗に咲き始めました♪
毎朝の楽しみが増えました。






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# by sayoko_hayashi | 2017-05-09 20:26 | 制作
2017年 04月 26日

Fairy tale

変わらずキルティングの日々です。

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布の重なりが多いので、キルティングも一針一針刺していくので、時間がかなりかかります。

毎日毎日縫っていますし、時間のある時は、一日中、朝から晩まで何時間でも縫っています。
それでも、肩のこりは全く感じないところが、私の凄いところです(笑)

今回の作品は、私の好きな日本昔話の世界観を存分に出せています。
以前、英会話を習っていた時、アメリカ人の先生が、

「サヨコの作品は妖精が住んでるように感じる、fairy tale (おとぎ話)みたいに可愛い♪」とおっしゃって下さいました。

針を進めていると、本当に妖精が住んでいる村のような仕上がりになってきて、幸せな気分になります。
見て下さった方もそう感じて下されば嬉しいです。








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# by sayoko_hayashi | 2017-04-26 19:29 | 制作
2017年 04月 20日

初心忘れず、変わることなく

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今月の教室は全て終わりました。
私は1か月を制作週と教室週とに分けているので、教室の無い週は制作だけに集中できます。

木曜クラスは、全員が基礎コースなので、一人で5種類の指導をしました!!

5種類以上の指導になると、一人では大変なので、上級クラスの生徒さんに助手を頼むことになっているのですが、まだ一人で頑張りました。
教えて、実技に入ってもらって、その間に他の方に教え、実技、、、手元をチラチラと見ながら、他の方を教え、実技、、、
困ってそうな顔を確認したら、近くに行って手元指導、、、の繰り返し(笑)

時間内に、全員に予定していた全てを教えきれて一安心♪


新しく入会された神戸から通って下さっている生徒さんは、なんと!第1回1999年の堺町画廊の作品展の時から、毎回見に来てくださっていた方なのです。
ずっと習いたいと思って下さっていたのですが、お仕事をされていたので、ようやくこの春退職し入会して下さいました。
今日は第1回目からのDMを見せてくださいました。
大切に残して下さっていて感動しました。

私の創作を始める時からを知って下さっている方が入会して下さったというのは、本当に嬉しく心強いです。
こんなふうに、ずっと私の活動を見守って下さっている方が、個展のお客様には沢山いてくださいます。


水曜クラスの生徒さんは、「10年、15年先を見て今を頑張ることが大切なんですね。先生はずっとそうされてきましたね。」とおっしゃって下さいました。
初心忘れず、変わることなく、頑張り続ける姿を見て頂く事の大切さを改めて思いました。











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# by sayoko_hayashi | 2017-04-20 19:41 | 教室
2017年 04月 18日

キルティング開始

タペストリー進捗状況は、キルティングまできました♪


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私の作品は、縫い合わせ部分に全て細かく落としキルトを入れていくので、キルティングだけで2か月を予定しています。
大変と思われるでしょうが、私にとってはただ黙々と針を動かす作業が毎日あるという事が、幸せで、楽しくてたまらないのです♪

写真から少し分かると思いますが、集中して縫っていると、まるでかやぶきの里の中にいるような感覚になります。

今までの作品以上に、構成、布、配色に凝った作品になりましたから、ご覧頂いたら、まるで宝探しのようにいろんな発見がある楽しい作品です。





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# by sayoko_hayashi | 2017-04-18 17:11 | 制作
2017年 04月 16日

しつけ完了

しつけが終わりました。

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ぼちぼちとしながら、結局4日かかってしまいました。
私のキルトのしつけの仕方には特徴があり、しつけを1巡目、2巡目と重ねていきます。

1巡目は、床に置いて、しつけをかけますが、作品を動かすことが出来ないため、しゃがんで中腰になりながら、作品の上を動いて作業をします。
2巡目は机の上で出来ますので楽になります。
大型タペストリーは、体力が必要です。



今回の作品は、ガスしつけ糸は2つ半使用しました。
それだけでどのくらい細かくしつけが入っている分かりますね。

しつけが終わると、作品が本当に扱いやすくなります。
くにゃくにゃとしていた作品が、キルト芯と裏布と一体化して、ピシッとなりました。

縫いが雑だったり、ピーシングのアイロンがけの時に、きせが入っていたら、この時点で残念な結果になるのです。。。
無事スッキリ気持ちよくしつけがかかりました♪

作品を展示した時、壁から離れゆらゆらと波打つような仕上げにならないためには、このしつけ段階がとても重要なのです。
写真は裏向けでたたんだ状態。

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さていよいよ、ひたすらチクチク、キルティングの工程に入ります。
どの工程が一番好きかと問われたら、どれも好きなのですが、一番気持ちが落ち着くのはキルティングですね。

構想を練っていた時、頭にあったものが作品となって形になり、準備した大量の布も全て片付き、作業台周りがスッキリした状態。
あとは、作品と語り合いながら針を動かす一番幸せな時間です。








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# by sayoko_hayashi | 2017-04-16 14:11 | 制作
2017年 04月 13日

桜満開とトップ完了

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桜満開の頃、トップが完了しました!

記録を見ると

2016年7月17日 デザイン開始
     26日 製図開始
     30日 製図完了
    8月11日 縫製開始

2017年4月11日 トップ完了

縫製は、まる8カ月もかかりました。。。




さて、しつけの用意です。

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キルト芯は一巻きで購入しています。
KSP120を使用しています。
130cm幅ですので、横向き中央で付き合わせて、はぎあわせました。


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工房2階のフローリングのしつけ部屋いっぱいになりました。
私のタペストリー作品最大の大きさの基本は、だいたい縦220cm~横180cmくらいです。
この部屋でしつけができる大きさまでと決めています。

裏布はノムラテーラーで、コットン112cm幅を5メートル購入。
素敵な和柄がありました。

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裏布は作品と雰囲気の合う布を選びます。

2.5メートル、縦向きではぎあわせました。
裏布は、薄手のものより少々厚手の方が、作品がしっかりします。

キルト芯の上に作品を置き、縦横歪まないように撫でて添わしていきます。
そうすると、芯と作品がピタッと張り付いたようになります。
ほとんどがシルクなので、作品自体は、くにゃくにゃと扱いにくいのですが、芯と添わすととてもしっかりとして扱いやすくなります。


ジグソーパズルのように沢山のピースを繋いで仕上げてきたのですが、ほぼ狂いなく歪まず仕上げる事が出来ました。

今回は、作品展まで作品は公開しないので、ご覧頂けなくて申し訳ないのですが、思っていた通りの絵が目の前に現れて、しつけまでこぎつけることが出来て、ほっとしています。


しつけは二日がかりです。

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大きいので作品の上に乗って、しつけをかけていきます。
ガスしつけ糸を2巻きは使うと思います。



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この作品の思い出は、桜満開の頃に、トップが完成出来た事。
よく頑張りました!と疎水の桜が微笑んでくれているようです。

次はキルティングを頑張ります。




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# by sayoko_hayashi | 2017-04-13 13:00 | 制作